新曲「がんばれ sea sir」 解釈の一例
髪を切ってきた君は とても可愛らしくて
街中で一番 いかしてる
約束しよう あの港で待ってる
信じられないけど 空と同化 してるんだ
あの群青色の グラスで 乾杯しようじゃないか
がんばれ sea sir がんばれ sea sir
いつもそこにいる いつもそばにいる
私はここにいる 間違いなく存在してる
あの船はどこへ行くの たとえ見えなくなったとしても
君とサンセットで キスをするんだ
がんばれ sea sir がんばれ sea sir
都会ではデータ入力 お弁当はサンドウィッチ 2つ
潮騒の音を 小瓶に詰めて
狭い部屋で 耳を澄ますんだ
遠く離れても 砂に埋めた 宝
ほしぶどう食べて みかんジュースで 祝杯挙げよう
がんばれ sea sir がんばれ sea sir
いつもそこにいる
いけいけ sea sir 浮かんでる sea sir
ゴロツキ sea sir 遅いよ sea sir
畳に住んでいる また会えたら 走って迎えに行くよ
ドラム缶 積み重ねては 名もない島を見つけるんだ
私は 太陽の病に冒され あの船はどこへ行くの
たとえ 見えなくなったとしても
君と サンセットで キスをするんだ
君と 星屑の下 踊りだすんだ
君と 豪快に 爆笑するんだ
理由なんて 知らない 理由なんて いらない
ただ本能に 身を任せ
人影は だんだんと 消えていく
がんばれ sea sir
都会で暮らす、一般事務職の仕事をしている佳代。
もともと引っ込み思案で、人前に出たり、自己主張することが苦手。
大学(国文科)は卒業したが、面接で上がってしまい、就職活動がうまくいかず、26歳からインターネット広告で募集していた、大手家電メーカーで、契約社員として働いている。
仕事は慣れて、恋人はいなく、お給料は安いが、節約して、ときどききれいなお洋服を買ったり、友達とおいしいレストランへ食事に行ったり、横濱フランセのミルフィーユを買ったり、、平穏な生活を楽しんでいた。
しかしながら、心の中に一抹の空虚な気持ちを抱えていた。
私はいったいなんのために生きているんだろう。私ってなんなんだろう。
美人でもないし、地味だし、少し太っているし、、、。
そこでネットサーフィンして見つけた、とある島で行われる芸術祭のボランティアに参加してみることにした。そこでは、今まで出会ったことのないような、奇人や知らない人と話すことができた。
関東地方の海とは違う、エメラルドグリーンの海が広がっていた。
空は澄んでいて、星が落ちてきそう。
答えは見つからないけど、なにか力が湧いてくる感じがした。私は間違いなく存在してるよね。。!?